フジプレアム(4237)の配当金および優待情報

フジプレアム
1株配当12.0
株価368
配当利回り3.26%
最新データ取得日2025年01月11日
フジプレアム(4237)の参考情報
目次

フジプレアムの令和7年3月期第2四半期決算短信より

率直に言って厳しい状況だと感じました。

特に気になる点は以下の通りです。

気になる点①:大幅な減収減益

売上高が前年同期比19.1%減、営業利益は82.3%減、経常利益は80.3%減、親会社株主に帰属する中間純利益は90.9%減と、大幅な減収減益となっており、既存事業の厳しさが伺える。

気になる点②:主力の精密貼合及び高機能複合材部門の不振

車載関連やエレクトロニクス関連の製品の汎用品化や多国籍化が進み、競争が激化している。

気になる点③:環境住空間及びエンジニアリング部門の低迷

太陽電池市場は外国勢に押され、エンジニアリング部門も半導体液晶関連の需要鈍化の影響を受けている。

期待できる点もあるがまだまだ不透明

期待が持てる点としては下記の3点。

期待できる点①:精密貼合技術

フジプレアムは独自の精密貼合技術を強みとしており、難易度の高い技術を求められる用途製品の受注・開発に取り組んでいます。

期待できる点②:次世代太陽電池の研究開発

2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、ペロブスカイト太陽電池をはじめとする次世代太陽電池の研究開発を継続しています。

期待できる点③:新たな部材を使用した加工ビジネスへの取り組み

この点は期待できると同時に不透明でもあるので、話半分ですが、既存領域にこだわらない技術活用の範囲拡大に向けて取り組んでいくという点については上振れが期待できる内容なのではないかと思っております。

業績を左右すると思われるキーファクター

  • ペロブスカイト太陽電池など次世代太陽電池の実用化を加速させることが、今後の成長を大きく左右する可能性があります。
  • 新規事業の創出: 既存事業に依存しない、新たな収益源の確保が重要です。

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この記事を書いた人

上場企業でサラリーマンをしながら、IT企業を経営しております。

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