72の法則とは？ その計算式も解説します。

72の法則は、資産運用において、元本が2倍になるまでの期間を簡単に概算できる便利な法則です。
複利の効果を前提としており、以下の計算式で求められます。

72の法則の計算式

72 ÷ 年利(%) ≒ 元本が2倍になる年数

ケース1：年利5%で運用する場合

元本が2倍になるまでにかかる年数は、72 ÷ 5 = 14.4年となります。

つまり、約14年半で元本が2倍になることが期待できます。

ケース2：年利3%で運用する場合

元本が2倍になるまでにかかる年数は、72 ÷ 3 = 24年となります。

72の法則の活用

72の法則は目標達成までの期間の目安として活用したり、投資商品の比較などで、金利と期間の関係性を明確にしたい場合に活用されます。

目標達成までの期間の目安

ある目標金額にするために、どのくらいの期間運用すればよいかを大まかに把握できます。

例えば、資産を10年で200万円にしたい場合、72 ÷ 7.2 = 10 など明確に計算が可能です。